二戸市で漆掻(か)き技術を学んできた長島まどかさん(30)は今春、職人として独り立ちした。同市の地域おこし協力隊「うるしびと」1期生として3年間修業し、アクセサリーブランドも立ち上げた。「木の力を最大限に引き出す職人を目指し、産地を盛り上げたい」と決意を新たにしている。

 長島さんは埼玉県上尾市出身。広島県で約7年間、化粧筆の熊野筆を作っていたが、テレビで国産漆が減っていることを知り、漆掻きや漆器制作を学ぶ同協力隊に応募した。

 2016年からうるしびととして活動。最初は体力的にきつく、全身かぶれたりもしたが、現在は約200本の漆掻きを担っている。「周囲の支えもあり、以前よりたくましくなったと思う」と成長を実感する。今春は同じく1期生の谷田部文彰さん(37)も独り立ちした。