岩手、秋田両県にまたがる栗駒国定公園・焼石連峰の主峰焼石岳(1548メートル)の登山道沿いにある石沼で、雪解けに伴ってドーナツ状に水面が現れる自然現象が出現し、登山者らの話題を集めている。

 この情報は21日、岩手日報ホームページ(HP)の「岩手トレッキングガイド」のコーナーに寄せられた。投稿した菅原壮さん(いわて自然公園特派員)が同日撮影した。菅原さんは同日午前、奥州市胆沢区のつぶ沼コースから入山し、昼前に石沼付近に到着した。石沼はここ数日来の気温上昇に伴い、沼周辺部分の雪が解け、中央部分に雪を残して、深く青みがかった水面がリング状に見え始めている。

 同様の現象は、八幡平市と秋田県にまたがる八幡平(1613メートル)山頂付近の鏡沼でも見られる。「竜の目」に例えて「八幡平ドラゴンアイ」と名付けられ、観光の目玉となっている。

 登山口付近から残雪があり、ところによっては2、3メートルあるという。菅原さんは「きれいなリング状の石沼でした。登山道はほとんど露出していないため、天候が悪いときは迷う可能性があり、注意が必要」とのメールを寄せている。