2016年8月の台風10号豪雨で被災した岩泉町は20日、同町の災害公営住宅上町団地(12戸)など2団地の入居者に鍵を引き渡した。入居は5月1日からで、7月に全戸が入居する。同豪雨から間もなく2年8カ月。仮設住宅で暮らす住民らは待ちに待った住まいの再建に安堵(あんど)し、新居での生活を心待ちにした。

 現地で式典を行い、入居者ら約50人が参加。中居健一町長が「仮設住宅で不便を強いられてきたと思う。大災害から一歩一歩課題をクリアし、ようやく災害公営住宅の完成を迎えられ感慨深い」とあいさつした。

 関係者がテープカットし、鍵のレプリカを入居者に手渡した。袰綿団地(3戸)でも鍵を引き渡した。