鈴木俊一五輪相(衆院岩手2区)は19日、再登板後初めて盛岡市の県庁を訪れ、達増知事と会談した。震災復興を巡る桜田義孝前五輪相の失言について「不適切な発言で被災地の皆さまの心を傷つけた。心からおわび申し上げる」と謝罪した。達増知事は「復興五輪が成功するよう尽力してほしい」と求めた。

 鈴木氏は「被災地の信頼を回復し、もう一度、東京五輪・パラリンピックに目を向けてもらえるよう努力したい」と説明。東京五輪やパラリンピックの参加国選手と地域住民が交流するホストタウン登録など取り組みが進む状況を踏まえて「成功させようという被災市町村や住民の気持ちを決して裏切ることがないよう取り組む」と強調した。

 達増知事は「前五輪相の発言に県民も大いに驚き、ショックを受けた」と苦言を呈した。その上で、復興や五輪に関し「政権内の認識に不統一なところがあるのかと疑問が湧くが、そうでないことを内閣の一員として尽力を期待したい」と語った。