大船渡署(及川雅人署長)は19日、東日本大震災の被災から再建した大船渡市大船渡町の港交番(旧大船渡駅前交番)と同市赤崎町の赤崎駐在所の開所式を行った。両施設の再建によって、県内で被災し、再建を計画した交番・駐在所全15カ所の整備が完了。署員らは安全安心なまちづくりと、地域の復興を後押しする決意を新たにした。

 港交番開所式には署員や地域住民ら約50人が出席。県警の島村英本部長は「交番駐在所は住民の暮らしに最も身近な治安基盤。管内の事件事故の抑止や住民の不安解消に効果をもたらし、地域の復興発展に大きく貢献すると確信している」とあいさつした。

 同交番は旧大船渡駅前交番の約400メートル南側のかさ上げ地に、名称を改めて移転新築。木造2階建て、延べ床面積約194平方メートル。総事業費は約8156万円。6人が3交代勤務で同市大船渡町と盛町を管轄する。