住田町世田米の訪問看護ステーションすみちゃん(高橋利果所長)が1日、同町世田米の町保健福祉センター内に開所した。同町の一般社団法人未来かなえ機構(滝田有代表理事)が運営し、病気や障害がある人が住み慣れた地域で年を重ねられるよう支える。同町の病院や診療所は住田地域診療センターのみで、看護師による在宅医療の支援に期待がかかる。

 常勤3人、パート1人の看護師4人と医療事務1人の5人で運営。医療機関や福祉施設と連携し、難病を患う人や障害がある人の医療支援や回復期の患者のリハビリ、認知症患者の薬や食事の管理などを定期訪問で行う。療養生活中のトラブルにも24時間対応。医療保健、介護保険の両方が利用できる。

 高齢化率が40%を超える同町では介護に比べ医療サービスが不足しており、町は2017年、同機構に事業の検討と準備を要請。同機構は今年1月から看護師による住民説明会を開き、保健医療サービスの利用状況などのアンケートを行ってきた。