スイス宝飾職人協会(アンドレ・ペラン会長、会員85人)の会員ら約20人は16、17の両日、本県を訪問した。日本の漆文化を学ぼうと八幡平市で漆工芸品の見学や装飾技法を体験。スイスでの漆の知名度は低いが、関係者は漆の美しさや多彩な装飾などを生かし、宝飾への活用を模索し、漆を通じた相互の末永い交流を誓った。

 17日は同市の蔵元わしの尾を訪問。酒蔵や、漆芸品などの収集家のコレクション約60点を鑑賞した。同市内の宿泊場所では、県内の蒔絵(まきえ)や漆塗りの職人の指導の下、「螺鈿(らでん)」と呼ばれる技法を体験。箸に漆を使って貝殻のかけらを付けた。