県が盛岡市川目に建設中の簗川ダムは2020年度の完成に向け、堤体工事が終盤を迎えている。進行率は88%。総貯水容量は県営ダムで最大の1910万立方メートルとなり、洪水調節や水道用水の供給など多機能が期待されている。

 17日は堤体コンクリートの打設が全体(22・8万立方メートル)の88%、20万立方メートルに到達した記念式典を現地で行った。施工主の清水建設・鴻池組・平野組特定共同企業体の関係者ら約100人が出席。バケットからコンクリートを流し、万歳三唱した。

 高さ77・2メートル、幅249メートルの重力式コンクリートダムで、7月末ごろにもダム本体のコンクリート打設が完了。管理棟の建設なども進める。洪水調節のほか、盛岡市と矢巾町への水道供給、水力発電など多目的利用を見込む。