【本紙特派員・小田野純一】米大リーグ、マリナーズの菊池雄星(花巻東高)が初黒星を喫した15日(日本時間16日)のインディアンス戦は、序盤に失点する課題と守備シフトとの相性の悪さが明確に表れた。本調子が出る前に点を奪われ、打ち取ったはずの内野ゴロが安打に。6回3失点と先発の役割は果たしたものの、5度目の登板でも白星に恵まれなかった。

 2度目となる中4日の登板だったが、球威はこれまでで最高に近かった。だが初回はどうしても抜け球が多い。登板日によって寒暖差があり、指先の感覚が鈍っていた可能性もある。H・ラミレスの先制打は、2、3球目が逆球になり外角へ。最初は空振りしても同じ球が続くと見逃してくれなかった。

 三回にJ・ラミレスに浴びた本塁打は外角狙いが内角高めへ。狙ったコースなら多少甘くても球威で押し込めるが、逆球は威力が弱まる上、それまでの配球も意味がなくなる。