やっぱり久慈地域はいい。

 2001~05年に勤務した久慈支局に14年ぶりに戻った。前回着任当初は入社3年目。多くの方々の支えでさまざまな経験を積んだ。かねてより、久慈地域の皆さんに育ててもらったと思っていた。大好きな地域でまた働ける喜びをかみしめる日々だ。

 毎朝午前7時。久慈市内では久慈高マンドリン部が奏でるNHK連続テレビ小説「あまちゃん」のテーマが行政無線で流れ、一日が軽やかに始まる。放映から6年が経過した今も街の至る所にポスターやイラストなどがあり、ドラマの舞台となった「北三陸市」の表情をのぞかせる。

 「あまちゃん」は毎朝欠かさず見ていた。当然だ。4年間過ごした久慈地域の特徴が随所に盛り込まれ、「ああ、こんな感じだったなぁ」とくぎ付けになった。個人的には支局生活の続きを見ているようで、心から楽しんだ。

 久慈地域の観光ポスターのキャッチコピーは「続編(つづき)は北三陸(ここ)にある」。その通りだと思う。間もなく10連休。多くの方に大人気ドラマを生み出した土壌に触れてほしい。

 「あまちゃん」で久慈地域の素材の良さは実証された。どうさばくかは料理人次第。肝に銘じて取材にあたりたい。

(及川 純一)