一関市は2019年度から、市内の民間介護サービス事業所で初めて働く常勤職員に最大40万円の就職奨励金を交付する。県内14市で初の取り組み。要介護高齢者の増加により、全国的に担い手不足が懸念される中、介護サービスの安定的な確保とともに人材の市内定着を図る。

 市長寿社会課によると、対象は介護福祉士、社会福祉士、保健師、理学療法士など12資格のいずれかを有し、市内の民間事業所に初めて就職した人。居住地や正規、非正規職員かを問わず▽週30時間以上、介護に従事▽1年以上継続して勤務▽今後も就職した事業所で就業する意思がある-などを条件とする。

 奨励金は基本額を30万円とし▽就職した年に高校、大学などを卒業した新卒者▽就業のため市内に転入して1年以上経過-の場合はそれぞれ5万円を加算する。市の単独事業で、19年度は22人分の事業費780万円を確保した。