県は本年度、インバウンド(訪日外国人客)を受け入れる観光事業者への支援を強化する。施設や態勢の利便性を診断して改善策を助言するほか、施設改修の補助制度を拡充する。国際定期便の運航やラグビーワールドカップ(W杯)釜石開催、東京五輪など外国人客を呼び込む好機が到来している一方で地域間競争も激しく、本県観光の利便性と魅力を高める。

 診断は観光、宿泊、交通、飲食店などの事業者が対象。インバウンドに精通する民間企業に委託し、外国語の表示やスタッフ対応、客室やトイレの洋式化など課題を調べて改善策を提案する。

 さらに、診断内容を施設改修に生かそうとする事業者に対しては、経費の最大2分の1を補助(上限200万円)。既存制度では1事業者当たり1件の工事にとどめていたが、複数も認める形に拡大する。