一関市宮前町で美容室を営み、1948年のアイオン台風で被災した千葉貞子さん(79)は、水害の記録や自作の詩歌を収録した著作集「命の美容室」を自費出版した。同市から宮城県登米市まで流され生還した実体験をつづり「当時を知る人は少なくなっている。若い人たちにも水害の歴史を知ってほしい」と願う。

 本は約15年前から一関市内の学校などで水害の語り部をしていた千葉さんが、自身の体験を後世に残そうと出版を決意。約40年以上前に書いたアイオン台風の体験記や、過去に作った詩、短歌、俳句、エッセーを収録した。

 問い合わせはちば美容室(0191・23・0545)へ。