久慈市の九戸畜産農協(久慈匡弘(ただひろ)代表理事組合長、組合員68人)は13日、軽米町の軽米家畜市場で第68回1歳馬せり市場を開いた。「春を呼ぶせり」とされる県北の風物詩で、会場は馬のいななきと威勢の良い掛け声で活気づいた。

 全国各地の日本輓(ばん)系種など約70頭が上場。訪れた購買人23人が、札を掲げて入札する昔ながらの手競りで次々と落札した。最高値は青森県五戸町の尾形精肉店の108万円だった。

 競りに先立って行われた1歳馬の共進会には、軽米町と久慈市から9頭が出場。ブルトン種の「淳花」を出品した同町上舘の細谷地安美さん(81)が1等に輝いた。