県警(島村英本部長)は11日、特殊詐欺被害防止広報センターを開設した。県内では個人情報を聞き出して資産を確認しようとする不審電話が相次いでおり、電話で注意喚起する。

 委託する盛岡市中央通のNTTネクシア東北支店北東北オフィスで開所式を行った。県警の吉田良夫生活安全部長が「(手口や対策を)一人一人に丁寧に説明し、県民の防犯力を高めたい」と呼び掛け、オペレーターの勝見桂子さん(51)が「心を込めた注意で特殊詐欺の撲滅を目指す」と決意を述べた。

 設置は5年目で来年3月末まで。通常は3人体制で平日の午前9時~午後5時半まで電話をかけ、詐欺の現状や対策を説明する。電話は氏名を名乗り、過去の特殊詐欺や予兆電話の状況も聞き取る。個人情報や預貯金の状況などは聞かない。発信元の電話番号は019・601・6110。