岩手日報社は11日、東日本大震災から8年の節目に当たり、全国から今も寄せられている支援に感謝し復興の今を伝える「特別号外」を発行します。札幌市、東京、名古屋市、京都市、広島市、岡山市、愛媛県松山市の7都市で社員が街頭に立ち配布します。東日本大震災に関して、3月11日に岩手県外で号外を発行するのは震災1年後の2012年以来、8回目となります。本紙購読者の皆さまは、11日付本紙に折り込む別刷り特集としてお読みいただけます。

 特別号外は、国内外から寄せられた支援に対して感謝の心を伝え、復興の現状を紹介するのが目的です。同時に、震災の記憶の風化に歯止めをかけ、南海トラフなど想定される巨大地震・津波災害、頻発する豪雨災害への備えを広く喚起することも狙いです。

 発行部数は、前年より1620部多い1万9240部、このうち6700部を各地で街頭配布します。このほか、官公庁、衆参両院議員会館、横浜市の新聞博物館、都内コンビニエンスストアのローソンの本社と14店舗や、配布地の県・市庁舎などへ設置します。

 ページ数は12㌻。岩手県内の被災地の今年1年を振り返って紹介するほか、東日本大震災被災地の岩手と、昨年の北海道胆振東部地震、西日本豪雨被災地の人々とのつながりを取り上げます。被災地では唯一釜石市で行われるラグビーW杯や、3月23日にJR路線が移管され全通する三陸鉄道の話題も盛り込みます。配布地域ごとに版を一部替え、フロント面は同じ被災地や、被災地を応援していただいている配布地域に向けたメッセージを掲げる釜石市の児童の写真で飾ります。

 街頭配布場所および配布時間は以下の通りです。いずれも部数がなくなり次第終了します。

 ▽札幌市(800部、午前11時30分~午後0時30分)=JR札幌駅西口改札前、札幌駅地下1階大丸札幌玄関前。北海道新聞社と厚真町、安平町、むかわ町の各役場にも届けます。

 ▽東京都内(1500部、午前11時~正午)=JR有楽町駅。コンビニエンスストア「ローソン」本社と14店舗に置くほか、衆参国会議員会館全室、省庁、新聞博物館、岩手県アンテナショップ「いわて銀河プラザ」、台湾駐日経済文化代表処などに届けます。

 ▽名古屋市(1000部)=名古屋三越前(午前11時~正午)、矢場公園(犠牲者追悼式会場、午後1時30分~午後3時)。中日新聞社、名古屋市役所、東海市役所、愛知県被災者支援センターなどにも届けます。

 ▽京都市(1000部、午前10時~正午)=四条河原町交差点付近。地元県人会の募金活動と連動して展開する予定です。京都府庁、京都市消防局にも届けます。

 ▽岡山市(800部、午前11時30分~午後0時30分)=JR岡山駅2階改札付近。岡山県庁、岡山市役所、倉敷市・真備中にも届けます。

 ▽広島市(800部、午前11時30分~午後0時30)=広島そごう前。広島県庁、広島市役所、呉市役所にも届けます。

 ▽松山市(800部、午前7時30分~8時30分)=松山市駅、JR松山駅前、愛媛県庁前。愛媛新聞社、愛媛県庁にも届けます。