長野市の松代小(熊谷久仁彦校長、児童286人)の教諭2人は8日、教育現場で新聞を活用するNIEで効果を上げる盛岡市の松園小(高橋真司校長、児童258人)を訪れ、授業を参観した。昨夏のNIE全国大会盛岡大会で松園小5年生の授業を見学したのが縁で、2人は児童の活発な学習姿勢や授業から同校の取り組みを学んだ。

 5年生の道徳の授業では新聞と県教委の副読本を使い「いきる かかわる そなえる」をテーマに「松園小5年生 五つの提言」をまとめた。スクラップしてきた東日本大震災や全国各地の災害関連の記事を手にグループで話し合い「震災を忘れない」「被災地に気持ちを届ける」などを掲げた。

 参観した松代小の斉藤静恵教諭(44)と川野史人教諭(32)は「自身の考えを自分の言葉で表現している。新聞を使うことで、しっかり根拠を示す力がついている」「共感して聞く姿勢に感心した。読み書きのスピードが速く、スクラップ継続の効果が分かる」と感想を述べた。