環境省は8日、紫波町で回収した野生のオオハクチョウの死骸を簡易検査した結果、鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出たと発表した。北海道大で確定検査し、1週間程度で結果が判明する見込み。渡り鳥が日本に飛来する時期は10月から翌年5月で、野鳥から陽性反応が出たのは今シーズン初めて。

 環境省によると、町内の沼でオオハクチョウが死んでいるのを住民が見つけて県に通報した。回収地点の半径10キロ圏内を監視重点区域に指定。県職員らが巡回し、死骸や衰弱した個体の有無を調べる。

 岩手県内には、オオハクチョウやコハクチョウの越冬地があり、環境省は警戒を強めている。