八幡平市の観光、生活交通に関する調査報告会が7日、同市野駄の市役所で開かれた。市内のバス利用や利用者のニーズなどを調査した県立大総合政策学部の学生が調査結果を分析、提言した。

 同学部の宇佐美誠史准教授(交通計画学)の研究室と、八幡平市の観光地域づくり推進法人八幡平DMO(畑めい子社長)が主催。市内外の観光、宿泊、交通関係者約30人が出席した。

 調査は市内の交通網整備につなげようと、学生とDMOが2018年10月~19年1月に実施。▽八幡平を訪れる観光客のバス利用や山頂レストハウスの満足度▽外国人観光客の八幡平の認知度▽コミュニティーバスの利用状況-の3テーマを調査した。

 八幡平で観光客にアンケート調査した3年の高柳雄朔(ゆうさく)さん(21)は自然散策バスと路線バスを組み合わせたバス観光ルートを紹介。「地元の温泉と山頂散策をつなげる路線をもっと工夫できるのではないか。調査では日帰り客が約7割だったが、宿泊客に利用しやすい路線を考えることも大切になる」と力を込めた。