明治安田J3は9日開幕し、参入6年目のいわてグルージャ盛岡は10日、讃岐と敵地で初戦を迎える。選手24人の半数を超える13人が新加入。キャンプでは課題の守備の再構築に取り組み、攻撃の連係を磨いた。今季からチーム名に「いわて」が加わり、県内全33市町村がホームタウンになった。クラブスローガンのように選手、クラブ、サポーターが「一岩(いちがん)」となり、勝ち点50、5年ぶりの1桁順位を目指す戦いが始まる。

守備再構築、連係磨く

 グルージャは2月中旬から約3週間、福島県内でキャンプを張り、主に守備の強化を進めてきた。菊池利三(としみ)監督は今季の活躍を期待する選手として10人の名前を挙げるなど、チーム内の競争は激しくなっている。

 ルーキーシーズンでチームの得点王に輝いたFW谷口海斗の残留は心強い。昨季23試合でリーグ5位の15得点を挙げたストライカーの得点量産が期待される。

 攻撃陣はチャンスメーカーのMF嫁阪(よめさか)翔太、技術に優れる新加入のFW薮内健人、FW梅内(うめない)和磨に注目。守備は長身選手がそろう。複数ポジションをこなせるDF木下高彰らが昨季リーグワーストだった56失点の汚名返上に燃える。