天皇代替わり後に、新天皇を支える側近トップの侍従長に、現在も皇太子さまの側近部局の長を務める一戸町出身の小田野展丈東宮大夫が就任することが8日、政府関係者への取材で分かった。侍従長は過去2代、外務省事務次官経験者が就いていた。小田野氏は外務省出身ではあるものの事務次官経験者ではないが、約200年ぶりの天皇退位に伴う代替わりを円滑に進める狙いがあるという。

 1970年に外務省入りし、駐ミャンマー大使や欧州連合(EU)日本政府代表部大使などを歴任。2012年9月から2年間、宮内庁で皇室の儀式や外国との交際を担当する部署の式部官長を務め、16年5月から現職。

 現在天皇陛下の最側近の侍従長である河相周夫氏は、退位後の陛下を支える上皇職トップの上皇侍従長に移る。