奥州市水沢佐倉河の水沢工高(南舘秀昭校長、生徒418人)機械科の大森翔太さん(3年)と、電気科の阿部拳斗さん(同)は、3次元コンピューター利用設計のソフト「3DCAD(キャド)」運用の実力を評価するソリッドワークス社(米国)の資格試験「CSWE」に合格した。同社が認定する4段階の資格のうち最上級で、高校生の合格は全国初。2人は努力の成果を喜ぶとともに、社会で生かしていくことを誓った。

 3DCADは、コンピューター上で、立体的な形状を作り出すソフトで、自動車の部品設計などに用いられている。同社が開発した3DCADのソフトは全国の工業系の高校や大学、企業などで幅広く活用されており、CSWEの合格者は2月27日現在、世界で3751人、日本では100人ほどとなっている。

 2人はともに無線・情報部に所属。3DCADに関する初級資格の取得、その技術を使った小型ロボット製作を通じてソフトの奥深さや面白さを実感してきた。大森さんが昨春、3DCADを使う企業への就職を志したことを機に、阿部さんとともにCSWE合格を目指した。