今秋のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会開幕まで200日前となった4日、釜石市港町のイオンタウン釜石で岩手・釜石開催をPRする横断幕が掲げられた。3日には同市大町のTETTO(テット)で訪日外国人客の増加を見据えた医療支援セミナーも開かれ、おもてなしの機運醸成と、観光客の受け入れ態勢づくりが着々と進んでいる。

長~い幅20.19メートル PR横断幕

ラグビーW杯PRのために設置された幅20.19メートルの横断幕

 横断幕はW杯釜石開催実行委が設置。イオンタウン釜石の大町広場側入り口付近のフェンスに、約10人がロープなどを使って固定した。

 2019年にちなみ、幅20・19メートル、高さは1・5メートル。黄色を基調とし、同市鵜住居町の釜石鵜住居復興スタジアムで行われる2試合の日程や出場国を記して岩手・釜石開催をPR。大会公式マスコットの「レンジー」なども描かれている。4日、県庁にも設置された。

外国人対応学ぶ 医療支援セミナー

南谷かおり部長(右)の講演で外国人への医療対応を学ぶ参加者たち

 医療支援セミナーは県国際交流協会(平山健一理事長)などが開き、同市や大槌町などの医療、消防関係者ら約60人が外国人を診療する際の注意点を学んだ。

 りんくう総合医療センター(大阪府泉佐野市)の南谷かおり国際診療科部長(53)が講演し、外国人の診察時に研修を受けた医療通訳者をつけるよう促した。▽曖昧な表現を避け、分かりやすい言葉で説明する▽よく使うフレーズを多言語で用意しておく-などを助言。宗教や慣習の違いで、診療法に配慮が必要な場合があることも指摘した。