東北横断自動車道釜石秋田線釜石―花巻間(釜石花巻道、80キロ)の遠野住田インターチェンジ(IC)―遠野IC間11キロが3日、開通した。残る釜石市内の6キロは9日の利用開始を予定。国整備の復興道路・復興支援道路として最初の全線開通が間近となった。

 開通式は遠野市上郷町の遠野住田IC近くで行い、約100人が出席。達増知事は「復興を力強く後押しし、岩手の未来を切り開く道路だ」と期待を述べ、本田敏秋遠野市長は「内陸と沿岸がタッグを組み、連携と交流を通じて効果を生かしたい」と意気込んだ。

 テープカットやくす玉割りに続いて午後3時、一般車両の通行が開始。遠野市上郷町の団体職員菊池優輝さん(36)は「通勤や救急医療など利便性や安心感が高まる」と喜んだ。