紫波町の第三セクター紫波フルーツパーク(藤原孝社長)は、農林漁業者による新商品開発や地域振興の取り組みをたたえる「6次産業化アワード」(6次産業化推進協議会主催)の奨励賞・地域発展貢献賞に輝いた。本県唯一の受賞で、町産ブドウのみを使ったワインの売り上げを伸ばし、交流人口増につなげた取り組みが評価された。

 2003年設立の同社は06年から、地場産原料にこだわったワインを販売。17年度の売り上げは11万6699本と、初年度実績の15倍に増えた。現在は台湾に輸出も行う。契約農家は6戸から25戸に増え、栽培農地は17ヘクタールにおよぶ。

 ワインを介した交流も活発。消費者が作業体験などを楽しむワインのオーナー制度には、県内外の約300人が登録。10月初旬に開く紫波ワインまつりは、2日間で約1万人が訪れるまでに成長した。

 今回の同アワードでは全国72件を審査し、奨励賞を含む15事業者を選んだ。表彰式は5日、東京都で行われる。