釜石市上中島町の上中島仮設団地に入居していた市民ら約20人は2日、同団地談話室で「同窓会・お茶っこ会」を開いた。2019年度中に入居者全員が退去予定となり、絆を確かめ合おうと企画。東日本大震災後、多くの時間を共に過ごした仲間との再会に笑顔があふれ、元気な姿で再び集まろうと誓い合った。

 参加者は「しばらくぶり」「懐かしいね」と手を取り合い、団地での思い出や近況を語り合った。オリジナルの応援歌・同窓歌「上中仮設音頭」も久しぶりに斉唱した。

 再建中の自宅完成を待ち、同団地に暮らす女性(85)は「この仮設で出会った人々は、きょうだいのような大切な存在。数年ぶりに会う人もいて本当にうれしい」と喜んだ。

 同団地は最大で185世帯508人が避難生活を送ったが、現在は16世帯34人にまで減った。