二戸市の金田一温泉センター「ゆうゆうゆーらく」は31日、最後の営業日を迎え、21年の歴史に幕を下ろした。現地で感謝祭が開かれ、利用者が愛着ある施設の閉館を惜しんだ。

 同センターは金田一温泉地区の再興に向け、1998年4月に開業。同地区の中心的な日帰り入浴施設として親しまれ、これまでに約220万人が利用した。

 同日は開館時間の午前10時を前に、利用者約50人が列をなして待機。開館と同時に浴場へと向かった。食堂メニューが値引きされたほか、産直品や焼き鳥、豆腐田楽などを販売。湯上がりの利用者は休憩所でくつろいだり、食事をしたりと思い思いに過ごした。

 同センターは今秋をめどに解体。2020年秋に、公民連携で整備される新たな入浴施設「KADAR TERRACE KINDAICHI(カダルテラス金田一)」として生まれ変わる。同日は新施設の紹介や地区内のほかの入浴施設の利用券販売も行われた。