県北バス(盛岡市、松本順社長)は今春から、盛岡-宮古間で、県内で初めて2階建てバスを定期運行する方針だ。宮古市と北海道・室蘭市を結ぶフェリー就航、三陸鉄道リアス線開通で増加が見込まれる観光需要を取り込む。

 2階建てバスを新たに1台導入し、現行の「106急行」と同じ国道106号を往復する。便数は未定で、早ければ5月の運行開始を見込む。定員は53人で、通常のバスより10人ほど多い。東北では宮城県の1社が運行しており、県北バスは2例目となる。

 本県沿岸部では宮蘭フェリーに三鉄効果も加わり、周遊型観光のインフラ整備が進む。さらに今年は三陸防災復興プロジェクト、ラグビーワールドカップ(W杯)などビッグイベントも控え、滞在型観光のニーズが高まる。