東北地方整備局が29日公表した2019年度事業で、復興支援道路の宮古盛岡横断道路(100キロ)のうち国道106号の現道を活用している宮古市内2区間(計16キロ)について、新ルート整備のための調査費を盛り込んだ。

 対象区間は根市-蟇目(ひきめ)(7キロ)と箱石-達曽部(9キロ)。道路を管理する県に代わり、国が直轄で施工する想定。新ルートを自動車専用道路とするかなど詳細は今後検討する。同整備局は路線別の調査費は公表しておらず、調査期間や道路の完成時期は未定。

 宮古盛岡横断道路の従来計画では、高規格の自動車専用道路の整備は66キロで、残りは現道を活用する。だが、山と川に挟まれた両区間は16年台風10号豪雨で被災し、復旧工事で通行規制が長期化するなど、災害時でも避難や物資輸送を停滞させない機能確保が課題となっていた。