県はひきこもりに関する初の実態調査を行い、県内で「ひきこもり状態」とみられる人は少なくとも1616人いることが分かった。働き盛りの40~50代が44・8%を占め、男性が全体の71・0%に上った。ひきこもりが長期化しているケースも多い。社会復帰に向けては、外部から直接アプローチするのが難しい問題だけに、家族や身近な人たちへの支援充実が不可欠だ。

 調査は昨年6~8月に実施。社会参加活動を6カ月以上避けている場合を「ひきこもり状態」とし、民生委員と児童委員計3339人を通じて、おおむね15歳以上の実態把握に努めた。回答率は82・5%。

 ひきこもり状態の全1616人の年代別は、40代が407人(25・2%)で最多。30代が333人(20・6%)、50代が317人(19・6%)と続いた。中高年世代が大きな割合を占める。