国が整備を進めてきた復興支援道路の東北横断自動車道釜石秋田線釜石―花巻間(釜石花巻道、80キロ)のうち、遠野住田インターチェンジ(IC)―遠野IC間11キロが3日、開通する。9日には残り区間が完成し、釜石花巻道が全線で開通。内陸と沿岸を結ぶ横軸がつながり、周辺地域の活性化が期待される。

 3日は国や県、遠野市などの関係者が出席し、遠野住田IC付近で開通式典を行う。テープカットやくす玉割りで祝い、午後3時から一般車両の通行を開始する。これまでの他区間と同様に無料で通行できる。

 同区間の開通で、釜石仙人峠IC―花巻ジャンクション(JCT)までの74キロが直結。岩手河川国道事務所によると、釜石、花巻両市役所の移動時間は11分短縮され、85分となる見通し。釜石港から内陸の製造・物流拠点へのアクセス向上で産業の活性化が期待されるほか、一般道よりカーブが少なく平たんなため、精密機器の輸送や患者搬送の環境が改善する。