ヤマト運輸(東京都、長尾裕社長)は4月から、県内の商業施設などに、宅配便ロッカー「PUDO(プドー)ステーション」を設置する。2019年度中に30カ所程度に拡大する予定。利用者は通勤途中や買い物のついでに荷物を受け取ることができ、人手不足に悩む企業側としては再配達が不要になるため作業効率向上が期待される。

 同社は来月以降、盛岡以南の国道4号沿いを中心に、先行して10カ所程度を設置する方針。その後、二戸市など県北、宮古、釜石、大船渡など沿岸部にも広げる。スーパーなど郊外型商業エリアや駅周辺などに展開する構想で、19年度中に全県で30カ所程度まで増やす予定。既に2月から、盛岡市東安庭、滝沢市牧野林など同社営業センター内に設置を進めてきたが、まちなかに設けることで本格展開する。

 プドーは指定したロッカーで荷物を受け取ることができ、不在時の引き取り先にもなるほか、荷物の発送も可能。1基につき30の荷室があり、1室は幅44センチ、奥行き61センチ、高さは荷物の大きさに応じ8・5センチ、18センチ、37センチの3種がある。着払いやクール便は利用できない。