【東京支社】一関一高卒の浅利寛喜(ひろのぶ)さん(岩手医大2年)と金野(こんの)遼大さん(東北大2年)は28日、東京都千代田区の文部科学省で柴山昌彦文科相へ国際リニアコライダー(ILC)の実現を願う署名5664人を提出し、誘致への熱意を伝えた。

 浅利さんは「ILCを誘致し岩手県の学問、経済的発展につなげてほしい」と要望。理学部の金野さんは「物理を学ぶ者として、ILCはとても有意義だと思う。ぜひILCで研究したい」と期待した。

 柴山文科相は「熱意の表れとして重く受け止めさせていただく」と語った。

 2人は高校3年時にILC計画実現に向けて「自分たちも何か協力できないか」と署名活動を発案。一関、奥州、北上、各市の学校へ依頼したほか、商業施設で市民へ協力を呼び掛けるなどして2年間で署名を集めた。