雫石町長山岩手山の専用水道を管理するイーテックジャパン(仙台市青葉区、沼田信社長)が水源ポンプの電気料金を住民に追加請求していた問題で、28世帯の住民は28日、同社に経費の情報開示や協議の場を求め、岩手弁護士会紛争解決センターに裁判外紛争解決手続き(ADR)を申し立てた。同社が応じれば、手続きが開始される。

 ペンション経営の三輪亨さん(72)と代理人弁護士が盛岡市大通の同センターに書類を提出し、受理された。弁護士を通じて同社にも申立書を送った。

 申立人は水道を利用する35世帯のうち28世帯。▽経費の詳細を明らかにする▽料金や規約の改定は住民と協議の上で行う▽漏水の調査や修理を適正に行う-などを要望する。断水や温泉が供給されない状態など水道設備が原因とみられるトラブルも指摘した。