釜石市大只越町の和田起太朗ちゃん(6)は26日、病気やけがで髪の毛を失った子どもたちに髪を寄贈する「ヘアドネーション」に協力した。生まれて初めてのヘアカット。母美穂さん(44)ら家族が見守る中、膝下まであった髪を約60センチ切り、頭髪の悩みを抱える子どもへ貴重な髪を届ける。

 同市大町の美容室「VIVA」で片桐浩一代表(49)がカット。短髪姿を鏡で見た起太朗ちゃんは「かっこよくなった。切った髪は病気の子にあげる」とはにかんだ。

 協力者のカットを10件ほど手掛け、自身もヘアドネーションを行った経験がある片桐代表は「小さな子どもの髪は貴重。少しずつ活動が広まってくれるとうれしい」と話した。髪は大阪市の会社に送られ、医療用のかつらに活用される。