葛巻町の主婦南舘則江さん(38)、美術講師熊谷由美さん(46)、静岡県沼津市出身で地域おこし協力隊の鶴木優悟さん(30)は今月、まちづくり会社・やどり木を立ち上げた。3人はクラフト市の運営や同町が進めるくずまき型DMO(観光地域づくり推進法人)事業で商品やイベントの企画、グッズ販売などを経験し、まちづくりへの意欲を高めた。各自の得意分野を生かした事業を展開する。

 リノベーションまちづくりに取り組む町の支援で設立し、南舘さんが社長に就任。7月ごろ開業予定のコミュニティカフェ部門、観光情報発信を担う観光案内部門、商品開発などを行うデザイン部門の三つの事業を通じ、葛巻らしさの追求と表現、発信を目指す。

 南舘さんと熊谷さんは2017年秋以降、町内の女性有志とくずまきクラフト市を定期的に開催し大きな反響を得た。風呂敷など独自グッズも好評で昨年夏ごろから起業を検討。地域おこし協力隊としてDMO事業や観光情報発信を担う鶴木さんも加わった。