県はスマートフォンなどでキャッシュレス決済導入を促す実証実験に乗り出す。総務省事業で8月から6カ月間、県内2千~3千店舗の参加を目指す。決済の仕様を統一し、初期投資や手数料を抑えることで小規模店でも導入しやすくする。花巻空港の国際定期便運航やラグビーワールドカップ(W杯)釜石開催などインバウンド(訪日外国人客)対応が急がれ、環境整備を推し進める。

 スマホなどを介したキャッシュレス決済は、ペイペイやアリペイなど事業者により仕様が異なる。実験では、客がスマホをかざせばどの決済サービスも利用できるQRコードの統一仕様を用意する。通常、決済額の5%前後かかる手数料を1%程度に抑え、タブレット端末など初期費用も一部補助する。