盛岡広域8市町で構成する県央ブロックごみ・し尿処理広域化推進協議会(会長・谷藤裕明盛岡市長)は25日、新ごみ処理施設の建設予定地について、盛岡インターチェンジ(IC)付近を最有力候補として協議していく方針を決めた。住民との対話が見込め、整備の総費用が少ないことなどを総合的に判断し、1カ所に絞り込んだ。同施設は2029年度の稼働を目指しているが、建設地の決定時期について谷藤市長は「住民の理解が深まったとき」としている。

 協議会は同市若園町の市総合福祉センターで開かれ、首長8人が意見交換。盛岡IC付近以外の候補地は反対の声が根強く対話継続が難しいほか、総費用も一番低いことなどから判断した。その上で反対意見も踏まえ「住民への丁寧な説明と意見交換が必要」との意見も相次いだ。

 同協議会は今後、前潟地区の新駅設置、旧上厨川地区土地区画整理事業跡地(27ヘクタール)の土地利用などまちづくりの視点を踏まえて住民と協議を重ねる方針。近隣の太田地区や滝沢市内の一部地域でも説明会を予定している。