盛岡大通商店街協同組合(吉田莞爾理事長、正組合員数54人)は盛岡市大通の商店街アーケード全域に防犯カメラを設置した。繁華街での強引な客引きや風俗店のスカウトなど迷惑行為を監視し、犯罪抑止につなげる。昨年8月に同市で発生した強盗事件などで、試験設置したカメラの映像が容疑者特定に効果を上げた。増設して、さらに安心な商店街づくりを促す。

 防犯カメラは1月、全長約600メートルのアーケードに10台新設し、24時間稼働している。昨年7月に2台を試験的に設置したところ、付近の客引きやスカウトが激減したことから、本格設置を決めた。追加分を含め12台で全域をカバーする。

 録画確認できるのは中村正樹事務局長(56)と同組合のスタッフの2人のみ。平時に見ることはせず、事件事故が発生した場合に限り、運用規定に基づき、事務局長が指定された時間と場所の映像を県警に提供する方針だ。