ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子で日本人初の個人総合優勝を達成した八幡平市出身の小林陵侑(りょうゆう)(22)=土屋ホーム、八幡平・松尾中―盛岡中央高=が24日、スロベニアのプラニツァで行われたフライングヒルによる個人最終第28戦(ヒルサイズ=HS240メートル)を制して史上2位に並ぶシーズン13勝目を挙げ、今季を締めくくった。シーズン最多はペテル・プレブツ(スロベニア)が2015~16年シーズンにマークした15勝。

 1回目にジャンプ台記録を塗り替え、自身が持つ日本最長記録も更新する252メートルの大飛躍を決め、個人28戦のうちフライングヒル6戦で争うスキーフライング(SF)も前日の2位から逆転優勝。史上3人目となる完全制覇を飾った年末年始のジャンプ週間と総合王者、ノルウェー国内を転戦する3月の「ロー・エアー(RAW AIR)」を合わせ、W杯の主要4タイトルを独占する快挙を成し遂げた。