京都を三鉄カラーの列車が走る―。京都市の叡山(えいざん)電鉄は31日、三陸鉄道(宮古市)と同じ青、赤、白のシンボルカラーに塗装した車両の運行を始める。叡山電鉄は三鉄の全線開通を「遠く離れた京都から応援できれば」とエールを送る。

 叡山電鉄は京都市左京区を走るローカル鉄道。三鉄の全線開通に合わせて、車両1両を三鉄カラーに塗り替える。2020年3月まで1年間の期間限定で運行する予定。

 同社と三鉄は09年に京都市で開いた鉄道イベントがきっかけとなり、交流を開始。13年からは左京区の駅のホームや待合室に南部風鈴を飾り付けて本県のPRに一役買ってきた。18年には台風21号で被災した叡山鉄道を三鉄の中村一郎社長が激励に訪れるなど、交流を続けてきた。

 叡山鉄道運輸課は「三鉄が震災の被害を乗り越え新たな路線として出発するにあたり、少しでも役に立てればという思いを込めた」としている。

 三陸鉄道リアス線(大船渡・盛―久慈、163キロ)は23日に全国最長の第三セクター鉄道として全線開通する。23日は記念列車が釜石―宮古間を2往復し、24日から通常ダイヤで運行する。