久慈地区の高校で卒業式が行われた1日、久慈市の三陸鉄道久慈駅待合室に、列車通学した卒業生への感謝と励ましをつづったメッセージボードが設けられた。駅長の駒木健次さん(59)が2013年3月から掲示してきたが、転勤に伴い今回で終止符を打つ。「さあ共に光さす未来を目指しましょう」。若者と三鉄の新たな旅路を重ね、出発進行の合図を送る。

 「高校卒業おめでとう~震災8年、夢と希望の光さす未来へ~」と題したボード。窓口から生徒と古里再興の歩みを見守ってきた駒木さんは「君たちの笑顔は復興と希望の光に違いありません。3年間、早起きして〝さんてつ〟で通学してくれて本当にありがとう」と感謝を記した。

 駒木さんは11年4月から久慈駅副駅長、16年に同駅長に就いた。23日の三鉄リアス線誕生を見据えた組織改編に伴い、16日付で宮古市の宮古駅副駅長に就任。7年間続けたボード掲示は今回で一区切りとする。

 ボードは11日まで設置する。