県議会2月定例会は1日の総合計画特別委員会(郷右近浩委員長)で、県政の最上位計画となるいわて県民計画(2019~28年度)案の本格的な論戦をスタートした。新たに掲げる「幸福」指標や地域振興の長期プロジェクトを巡り、鋭い質疑を交わした。4日には採決を予定しており、原案通り全会一致で承認されるか行方が注目される。

 初日は達増知事の出席を求め、会派代表ら7人が総括質疑に臨んだ。知事を支える改革岩手(16人)の関根敏伸氏は「幸福追求は政治が最も求めるべきものだ」と理念に賛同。経済的な豊かさに重きを置く従来計画に対し、心の豊かさに着目した狙いをただした。

 達増知事は震災復興のベースに被災者の幸福追求権の保障を据えたとし「復興の実践で培った幸福を守り育てる取り組みを県政全般に広げていくことが大切だ」と主張した。