2020年3月卒業予定の大学生向け会社説明会が1日解禁され、県内大学は企業や団体、自治体を招いた合同説明会を開いた。経団連の指針では、面接などの選考解禁は6月1日で昨年と同日程。ただ、全国的な人手不足を背景にインターンシップや業界研究セミナーなど企業PRは「解禁前」から早くも過熱。かつてない売り手市場の短期決戦が本格スタートした。

 岩手大の説明会は140社、県立大は66社が参加。企業担当者は仕事内容や採用日程に加え、休日や福利厚生など、学生の関心が高い「働きやすさ」を熱心に訴えた。

 岩手大農学部3年の小林紗霧(さぎり)さん(21)は「専門分野を生かせる仕事に就けるよう気を緩めずに臨みたい」と意欲的。県立大ソフトウェア情報学部3年の高橋凌さん(21)は「生活との調和も重視して企業を探したい」と説明に聞き入った。