国土交通省は19日、1月1日現在の公示地価を公表し、本県の全186地点は平均0・5%減だった。下落は22年連続で、下落幅は前年比0・4ポイント縮小。用途別は住宅地(128地点)が0・4%減、商業地(53地点)が1・2%減となり、それぞれ0・6%減、1・7%減だった前年よりマイナス幅が減った。

 県内の平均価格は全用途(1平方メートル当たり)が4万2400円、住宅地3万2900円、商業地6万7800円。住宅地は18年連続、商業地は26年連続の下落となった。

 住宅地の市町村平均は盛岡、陸前高田、釜石、滝沢の4市と矢巾、紫波の2町で上昇。陸前高田、釜石両市は被災者以外の需要、矢巾、紫波両町は岩手医大付属病院の移転に伴う需要増を背景に上昇した。

 地点別の上昇率1位は「矢巾町南矢幅9の367」の4・8%増、2位は「紫波町平沢字松田10の3」の4・2%増。1位地点は前年は横ばい、2位地点は2・1%増だった。下落率最大は「一関市千厩町千厩字北方82の1」の4・7%減。

 商業地の市町村平均は盛岡市のみ増加し、北上市が横ばい。地点別では盛岡市の9地点が上昇した。

 上昇率最大は、前年は横ばいだった「盛岡市盛岡駅前通8の17」の3・8%増。下落率最大は「一関市千厩町千厩字舘山6の1」の5・4%減だった。