【ノルウェー・ビケルスンで運動部・千葉恵】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は17日、ビケルスンで「ロー・エアー(RAW AIR)」トーナメント最終戦を兼ねたフライングヒルによる個人第26戦(ヒルサイズ=HS240メートル)が行われ、小林陵侑(土屋ホーム、盛岡中央高)が237メートル、239メートルの合計454・6点で2位となり、日本勢初の「ロー・エアー」総合優勝を果たした。

 ロー・エアーは8日からの10日間でノルウェーの4カ所を転戦して飛んだ個人4試合の予選と本戦、団体2試合の飛躍計15回で争う。小林は8・5点差を追う2位から、最終戦で首位シュテファン・クラフト(オーストリア)を逆転し、2・9点差で創設3年目の新タイトルを獲得した。

大飛躍でクラフト逆転

 ビケルスンの霧を切り裂いて、小林陵侑が北欧の新タイトルを手に入れた。合計15回の飛躍で競う最後の最後にヒルサイズ(240メートル)に迫る大アーチ。強敵シュテファン・クラフト(オーストリア)を逆転する劇的勝利に自身も「びっくりした。正直つらい点差だったので」と驚きを隠さなかった。

(千葉)