自動車部品製造のアイシン東北(金ケ崎町)などは、宮古市と北海道室蘭市を結ぶ定期フェリーで自動車部品を輸送する実証実験に乗り出す。八戸港経由の既存ルートに加え、荒天時などのサブルートとして採用を検討。実現すれば県内企業が追随する可能性もあり、フェリーの利用増や新たな物流・経済活動の促進が期待される。

 実験は同社と部品輸送のカリツー東日本(愛知県安城市)と県の3者が19、20日の2日間予定。金ケ崎町に岩手営業所を構えるカリツー東日本がアイシン東北から、自動車関連工場のある北海道苫小牧市まで模擬部品を運ぶ。

 ルートは9日に全線開通した横軸の釜石道と、縦軸の三陸道を通り、宮古港から宮蘭フェリーに積み込んで北海道に向かう形を想定。一連の作業に要する時間や道路の状況、走行性を検証する。