盛岡、花巻など東北の9信用金庫は、地場缶詰をPRする冊子「缶詰の頂(いただき)」を作った。各地の特色ある一缶を全国に紹介し、消費と販路の拡大を導く。水産缶詰も豊富に収め、被災地の復興にも役立てる。

 A4判、カラー刷り51ページで、秋田を除く5県の信金が22品をPRする。盛岡信金はジオファーム・八幡平(八幡平市、船橋慶延代表理事)の「マッシュルームと牡蠣(かき)のアヒージョ」と、小袖屋(久慈市、野田一夫代表取締役)が製造する「海女(あま)の磯汁」や「帆立貝柱(水煮)」などを紹介。花巻信金は高源精麦(花巻市、高橋誠社長)の「白金豚角煮」を推薦した。

 ジオファームが生産するマッシュルームに、陸前高田市の広田湾で取れたカキを合わせたアヒージョは、丸ごと入ったマッシュルームの歯応え、カキとニンニクの深い味わいが楽しめる。内陸と沿岸の食材をコラボし、復興への願いも缶に込めたと紹介している。