県ラグビー協会(白根敬介会長)は17日から、県内の中学2年生でつくるU―15(15歳以下)選抜チームによる初のニュージーランド(NZ)遠征を行う。最強国の技術やラグビー文化を吸収して国際的視野も養い、将来の日本ラグビー界を担う人材育成を目指す。ワールドカップ(W杯)イヤーの挑戦に、若きラガーマンたちは「自分たちも世界の強さを肌で感じたい」と闘志をみなぎらせる。

 県内初のラグビー指導が岩手中(現岩手高)で行われてから、2027年で100周年という節目に向けた次世代強化事業。県内4チームから選抜された選手21人、引率者3人が参加し、白根会長(71)が団長を務める。

 17日に盛岡を出発し、18日にNZ北島のロトルア市入り。16年に岩手国体プレイベントで本県を訪れた、同国トップレベルの強豪ロトルアボーイズ高、ウエスタンハイツ高のU―15チームと3日間にわたり交流試合を重ねる。交流会などで現地文化にも触れ、24日に盛岡に戻る。銃乱射事件があった南島のクライストチャーチからは離れており、日程は変更せず実施する。

 NZは15年のW杯イングランド大会で2連覇し、11日現在、世界ランキング1位の「ラグビー大国」。SH佐々木豪正(こうせい)選手(紫波一2年、紫波オックスフリーウェイズ)は「身体の強さを経験して、今後に生かしたい。全試合勝ちたい」と意気込む。CTB小野寺桜飛(たいと)主将(金ケ崎2年、レッドファイヤーズJRFC)は「強豪国でスピードもあるが、自分たちのラグビーがどれだけ通用するか試したい。交流も楽しみ」と心待ちにする。