盛岡地方法務局(石打正己局長)は2018年に救済手続きを始めた人権侵害件数を公表した。親から子への暴行・虐待は16件で前年から4件増え、過去10年間で最多となった。家庭内での暴行・虐待は高止まり傾向。特に児童虐待は本県など全国で子どもが死亡する事件が相次ぎ、社会問題化している。子どもへの暴力防止に取り組む県内の団体は、地域ぐるみでの態勢構築を訴える。

 同法務局によると、18年の人権侵害件数は235件で前年比33・8%減だったが、家庭内などでの暴行・虐待は過去10年間で2番目に多い62件。夫から妻への暴行件数が29件で最も多く、親から子への暴行16件が続いた。8割近くが家族間で発生した。